農業を始めるための、研修費用にお困りではありませんか?
そのような、農業の研修を後押しする資金及び農業を始めた直後の経営確立を支援する助成金の制度として「農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)」があります。

この農業次世代人材投資資金を得る方法としては、主に次の手順などがあります。

【農業次世代人材投資金(準備型)の申請】

①農業の技術や生計を立てる方法を学ぶ「研修計画」を立てる

②管轄の都道府県に「研修計画の承認申請」を行う
※管轄する都道府県ごとに募集期間(受付期間)が設けられますので、期間はそれぞれ異なります。
※研修は、都道府県などが認めた研修機関などで概ね1年以上(1年につき概ね1,200時間以上)行う必要があります。また、原則として青年新規就農者ネットワーク(一農ネット)に加入する必要もあります。

③都道府県の担当官と面談する
※面談は、募集期間の最終日から1ヶ月以内を目途に行われます。

④都道府県から研修計画の承認を受けて「農業次世代人材投資金(準備型)」を申請する

⑤採択後、農業次世代人材投資資金の交付申請を行う
※交付資金の対象となる期間分(半年分または1年分)の交付申請を行うことができます。
交付申請の対象期間が半年未満の場合、申請の額は研修期間を月割にして算出します。
※交付申請書提出期限から約1ヶ月後に、資金が交付されます。

⑥(引き続き研修を行う場合)「継続研修届」を提出する
※⑤の対象期間終了後に研修を再開した時点から1ヶ月以内に、継続研修計画を付けて提出することで、原則2年以内に限り、助成対象期間を延長することができます。